3月12日(土)昨年に続き浜名湖1周サイクリングに参加してきました。昨年同様参加者を半分に分け12日(土)13日(日)2日間の開催となります。
今年もコロナ感染の収まりが見えない中、実施される大会を選んで参加しようと考えています。
昨年は日帰りでの参加でしたが、今年は前日舘山寺温泉に泊まりゆっくりの参加です。大会エントリーとホテルの予約は昨年12月でした。そのころはコロナも幾分落ち着いていたのですが、年が明け2月ころからオミクロン株の感染が広がりを見せ、まん延防止等重点措置が取られ、なおかつ延長されることになり、まさにまん防期間中の大会となりました。これに伴い大会前日のホテルの夕食時、アルコール類は提供できないとのこと。え!!いきなりカウンターパンチを食らってしまいました。少し、いや大分気分が落ち込みました。部屋ならOKなので缶ビールを買って部屋で飲みましたがうまくもなんともない、寂し〜〜。
さて大会当日早めに会場に入ろうと、ホテルから会場(浜名湖競艇場)へ向かう途中、車2台が絡む事故現場に遭遇、ここは今日のサイクリングイベントのコースになっているが、それまでに事故処理は済むのだろうか。この事故で少し不安がよぎる。
会場に着き、駐車場の車のナンバーを見ると東京、神奈川、愛知等の車が目立つこれは昨年より多い気がする。受付を済まし、準備が整った時点でそのままスタートゾーンに入った。当日の気温の予想は20℃だが、朝は寒かったので早めにスタートし体を温めようと考えたのだが?これがまずかった。僕は先頭グループ8人から9人のグループの最後尾で競艇場をスタートしたのですが、2〜3kmほど走ったところで僕から2〜3人前で落車。え!!急停止。その時は歩道を走っていたのですが、道路標識のポールに激突したようだ。すかさずバイクを道路わきに止め声をかける。その参加者は立ち上がることができずその場にうずくまっている。僕は大会本部に電話をかけ指示を仰ぐ。するとこちらで救急に電話をしてくれとのことなので119番に電話。“あれ?以前もこんなことがあったな”などと思いながら救急車を呼ぶ、そうこうしている間にスタッフも駆け付けてきてバイクの引上げ等の手配をしてくれる。そんなことをしている間にも後続の参加者が大勢通り抜けてゆく。救急車の到着を待って、僕ともう一人の参加者は2人でコースに復帰する。前の参加者も見えず、後ろから来るはずの参加者も見えず寒さに震えながら進む。相棒に「よかったら先に行ってください。」と言ったら、あっという間に見えなくなった。
今日の僕の目標は「ゆっくり走る。昨年の記録(平均時速23.0km/h)を上回らない」である。ゆっくり走行ではあるが、マイペースで進む。今の自分の位置が全然わからない、前の方だとは思うが前方にも後方にも人影なし。それでも第一AS に近づくにつれ前方に参加者らしい人影が現れるようになりほっとする。
第三ASでのこと、僕はとんでもないミスをする。ここでは軽い食事が出るのだが、先ほども言ったよいうに自分の位置が又く読めていないでの、食事を終えたらすぐにASを出てコースに戻ったが実はASで食事をとっていた集団が先頭だったらしい。僕はその先頭グループを追い抜いてしまい、フライング気味の単独先頭になってしまった(この時点では全く気付いていない)。コースを走っていても全然他の参加者が見えない。コースは外れてはいないと思うが、心配になる。スピードも17〜18km/hでゆっくりと進み、後ろから来るであろう参加者をチラチラ確認しながら走る。途中のフルコースとミドルコースの分岐点に立つ立哨員に他の参加者は?と聞くと僕が1人目だとのこと。そこで初めてフライングしたことが分かったが引き返すこともできないので超スローペースで後続が追いつくのを待つことにする。しばらくして、このコース唯一の上りの山頂で後続(本来の先頭集団)が追いつき、ここでめでたし振り出しに戻ったということで、一安心。
その後は先頭グループの中で走り、無事ゴールした。ゴール地点には既にミドルコースの参加者が試乗会などを楽しんでいる。僕も各テントを回り、目の保養をし会場を離れ。近くのホテルの温泉で汗を流し無事帰宅した。
記録は 走行距離74.11km 平均時速21.6km/h 獲得標高277m(いづれもサイクルメーター読み)
平均時速は最初の目標通りだったが全体的に1人旅が多くイベントらしくない走りになってしまった。反省としてはやはりスタートは先頭を避け、誰かのあとについて走る。先導のスタッフは抜かない様に走る。今後は気を付けよう。
今回は前日のホテルでのアルコール禁止、会場に行く途中で見かけた交通事故、グループ内の落車、それに伴う通報、フライング。いろいろあったが無事に帰宅できたことでOKとするか。コロナ禍の中大会を開催してくれた関係者の皆さんに感謝。
追伸 かの参加者は落車の後、道路わきに移動させようとしたが動くことができなかった。意識はあり受け答えはしっかりしていたが救急車が来るまでその場を動けなかったし転んだ時の姿勢のままだった。その後はどうなったのだろう。なんとか元通りになることを祈るしかない。どうぞお大事に。