昨年に引き続き淡路島ロングライドに参加しました。
昨年、第四AS(最終AD)スタート後、向かい風の中単独で走っていたが、途中から15人くらいのトレインの後ろにつき、ゴール近くまで無賃乗車を続け、それが心に引っかかっていたので今回はできるだけ無賃乗車しないでゴールまで向かうことを目標の一つとした。もう一つはフリーギア28を使わないこと。ロー側は最悪でも34×25で最後まで通す。この二つが今回のテーマとなる。
大会の1週間ほど前は、台風18号の進路は太平洋からそのまま中国に進路をとるはずだったが途中から進路を東寄りに変え、日本を縦断するコースになった。前回も台風で気をもんだが今回も大会数日前から台風情報を頻繁に確認する。しかし淡路島直撃のコースは変わらない。前日のイベントはともかく大会当日は台風が過ぎ去ることを願うばかりだ。台風により明石海峡大橋が通行止めになるかもしれないので、静岡を早めに出発し、とにかく淡路島に入ることを第一とした。受付場所が変更となり、本来前日受付のみだったが、大会当日3時からの当日受付もやってくれるようだ。これは参加者に大変ありがたい処置だと思う。実際、船は早々に欠航し、大鳴門橋も午後には通行止めになってしまった。大会スタッフの対応は素早く、素晴らしいものだった。でも泊った民宿でもキャンセルがあったようだ、どのくらいの人が大会に参加できたのだろう。
今回この大会にNHK BSでおなじみのチャリダーという番組で坂バカ俳優の猪野学氏ほか番組出演者が走るらしいので楽しみにしていたが、ついに走っているところを見ることができなかった。しかし僕が走り終え温泉に車で向かっていく途中でさっそうと走る猪野氏とすれ違った。僕のスタートは全体の200番目くらいだったが、チャリダー軍団はもっと遅い時間にスタートしたようだ、残念。なおこの様子は11月18日(土)18:00〜BS1で放送予定です。
さて、今回の自分の走りですが非常に疲れた。前日の台風の影響か例年と風向きが違うようだ。スタート地点は淡路島の右上、時計だとすると1時位のところからスタートし時計回りのコースで、例年だと南下は追い風、南部の西進は無風、北上は向かい風が一般的らしいし、昨年もそうだった。しかし今回は南下は向かい風、西進も向かい風、北上は追い風。この南下と南部の山岳地の西進で足を使いすぎ、第三ASではほとんど足が残っていなかった。第三ASで多めに休養を取りスタートするがすぐに両足が攣りそうになる、ここは辛抱し、軽めのギアでスピードを上げずにクルクル回すことに集中し距離を稼ぐ。そして第四ASにつく頃には残り35kmという気持ちの余裕もあり、足も落ち着いてきた。昨年はこの区間途中からトレインの後ろで無賃乗車を続けたが、今年は前後にあまりライダーがいない1人旅。スタート時間が早かったせいもあるのだろうか。若干の追い風も手伝いこの区間良い走りができた。手元の計算でこの区間だけだと平均時速32.3km/hだった、追い風はあるものの、売り切れた足と体力でこの記録は自分としては満足できる数字だ。そして最初の目標を2つとも達成できた。
昨年の記録は平均時速23.4km/hだったが今年は23.1km/h。やはり風の影響が大きいのだろうか?
スタート前は霧雨でした、で、こんな格好をしています。でもスタート時に雨は上がりました。
↑南部の山岳部の中の、ど平坦部分。台風の影響か時々波しぶきが。
おまけ。