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アイアンマン世界選手権出場記  
猪浦 徹夫 
 

 正式名称は、アイアンマン 70.3 ワールド・チャンピオンシップ イン カナダ


 9月7日(日)カナダのモントリオールの北100kmの紅葉で有名なローレンシャン高原の中心地モン・トレンブランで行われました。70.3マiイル(スイム1.9km・バイク90km、ラン21.1km 合計113km)の距離でエイジ別(5才刻み)で争われます。
 世界68ヶ所での予選会で上位の成績で予選通過した選手2500名が集まりました。
 結果はエイジ別第13位でした。タイムはスイム37分19秒、バイク3時間38分01秒、ラン2時間18分16秒 合計6時間46分09秒。
 日本から37名が参加しましたが、私の13位が最高位でした。
 日本のトライアスロンのレベルはまだまだ世界との距離はあるようです。


 9月4日(木)朝7時30分に成田に向け出発。前日に自転車の両輪を外し車の後部座席に乗せ準備しました。途中、昼食・休憩を入れ、予定通り成田東横インホテルに到着。東横インは後泊の予定です。駐車料は10日間無料で便利です。自転車をハードケースに入れ、パッキングを厳重にし、衣類等で空間をうめ完了です。初めて自転車を海外輸送するので少々心配。この時間帯はホテルの送迎バスはなく、2時40分発のバスに乗り、成田空港第一ターミナル着。出発時間5時50分迄十分に時間があり、クラブツーリズムのメンバーラウンジにて時間をつぶす。
 エアカナダ便は1時間遅れで7時にトロントに向け出発。この遅れの為、トロントでの乗り換え、モントリオール行きも当然、当初の時間に間に合わず結局4時間遅れでモントリオールに着いた。ホテル着は夜中の1時30分。家を出てから30時間の旅でした。鹿が3匹ホテル前でお出迎えです。日中は見かけないが夜間はしばしばダウンタウンに出て来る様です。ホテルの部屋は2間で広く、キッチン付きです。電子レンジ、電気コンロ、グラス、皿他揃って快適です。イベント会場のすぐ近くでコースにも近く便利です。旅行社より食事はなしとの事でしたが、毎朝食はパン、飲み物、果実(バナナ、りんご、オレンジ)ハム、チーズ、卵付きで良かったです。


 9月5日(金)午前中に選手登録を終え、午後バイクコースの下見です。事前にコースのレイアウトが配信されており、アップ・ダウンの連続で最高斜度15%の坂が数ヶ所、しかも上り坂が長くタフなコースです。コースの下見後は最後の上り坂70km地点を実際にバイクで走りました。水泳は風邪気味でノドが少々痛む為止めました。
 夕方5時よりウエルカムパーティー。アルコールなしで飲み物はミネラルウォーターのみです。プレートに肉、野菜、スパゲティを先方でサーブしてくれます。味付けは大味で食欲は余りなし。


 9月6日(土)午前中にバイクのチェックインとトランジション着替えの荷物を袋に入れ、自分のNOの場所に置き完了です。午後からはモントレンブラン山にケーブルで登りました。気温が低く寒い位です。紅葉はまだ早く頂上付近にやや赤く染まった葉が目に付く位でした。
 夕食は仲間6人で中華店へ。味が良く何とか中華そば、チャーハンをシェアーし満足した。夜は10時に就寝したが寝れず1〜2時間おき位に目が覚めてしまう。4時に起床し、ストレッチを30分行い、朝食に用意したおかゆを温め食す。他に5時よりホテルで用意されたパン、果物を取りました。
 スタートは9時4分。7時30分に少々早めでしたが出発。寒い。10℃です。クツ下をはかずに出て来た為、足が冷えます。モントレンブラン湖でのスイム(1.9km)8時00分、プロがスタート。8時10分より4分刻みで若い人よりエイジスタート。私達(70〜74才エイジ)は16番目のスタートで9時04分。水温20度。長袖のウエットスーツの為か寒さは感じない。スタート直後に水の中で息をハク事が出来ない。プールでほぼ毎日泳ぎ、又、海での泳ぎも自信があったのですが、この様な事は今迄なかった事です。風邪気味の体調の為でしょう。途中おぼれそうになるが、平泳ぎを入れ息を整える。廻り、後を見るが、後方の順位。500m位泳ぎ、やっと息をハケる様になり、通常の泳ぎが出来る様になる。そこからスパートをかけ何とか上位をキープし、スイムフィニッシュ。水から上がるとボランティアが2人掛かりでシットダウンと声を掛け、腰を下ろさせ両足のウエットスーツをつかみサッとスーツを下ろさせた。数秒でスーツが脱げびっくり。スーツをかかえて赤いジュウタンの上を200m程走り、トランジションテントへ。イスがあり必ず座って着替えを行う。日がさして来たので暑くなる様なので隣にいた仲間に長袖を着るかどうか?聞いたらいらないとの事だったので私も同意し薄いトライアスロン上着で出発。
 バイク(90km)気温が低く日は射しているものの風を切って走る為すぐに震えが来た。10km程走ってもブルブルと震え両手がガタガタする。特に下り坂では手が振るえてたまらない。アップダウン連続のタフなコースで力が出ない。34km地点の第一折り返し点を過ぎても身体の震えが止まらず後続の選手に抜かれ続ける。足が動かない。50km過ぎてやっと震えがおさまったが寒さは変わらない。
 70km過ぎの最後の上り坂で足に変調が現れる。両足モモの上部がつり始めた。立ちこぎでゆっくりこぎ始めたがダメで坂を登れない。坂の途中でストップし、足のケイレンが止むのを待つ。その間数十人に抜かれる。皆がアーユーオーライと声を掛け抜いて行く。ケイレンがおさまり坂の上まで押して行く。
 ペースを落とし様子を見ながら走る。あとは下りが多いのでインからアウトにギアチェンジをしたがギアが入らない。以前にこの様な事がありチェーンが外れたのでインのトップで残りの10km余りを走る。最悪のバイクとなってしまった。今迄に経験のないタフなコースで力不足を痛感!2500台程のバイクの90%以上がトライアスロン仕様でその半分以上がオートシフトであり、ロードバイクはほとんど見られなかった。 ラン(21.1km)いよいよ最後のランニングです。バイクで足がつった為慎重に走る。ランもアップダウンがあるタフなコース。同じコースを2周する。ゼッケンにファーストネームが記されておりTETSUOと書かれており、ボランティアや多くの応援者がさかんに名前を呼んでくれファイトが湧いて来る。途中2回トイレにかけ込みはしたが、粘りに粘り何とか完走出来た。タイム6時間46分09秒。年齢別28名中13位だった。日本人37名が参加。13位は日本人の中ではトップ順位でした。日本はまだまだトライアスロンの普及が進んでいない為か?体力の差なのか?世界のトップとはまだまだ差がある。この大会に出場した日本人は私を除く全員がフルアイアンマンの経験者。私もフルを経験し力をつけないとエイジで上位に行けないと痛感した。


 翌日、9月8日(月)はホテル7時出発で帰路モントリオール空港へ。皆は11時00分発で帰国。私達は15時25分発シャーロットタウン(プリンスエドワード島=PEI)へ。80名乗りのプロペラ機で珍しい。ここでも50ドルバイク手荷物手数料をとられる。18時50分シャーロットタウン着。まだ明るい。2組の妻の友人が出迎えてくれた。カナダ人の友人が空港スタッフにバイクの預かりを交渉してくれたが、空港爆発事故が発生以降は一切預からないとの事。迎えの車のトランクにバイクを3分の2程入れてヒモで何とかしばり、ゆっくり走る。空港から10分程と家が近い為大丈夫だった。この家に泊めて頂く事になっている。食事は自分達で作る事との事だった。
 シャーロットタウン(PEI)私は初めての訪問ですが、妻は直近では10年前にも来ており今回が6回目の島訪問です。妻は若し頃、この島の政府観光局で2年程働いており、昔の仲間との交流で本当に楽しそうで生き生きしています。PEIでのスケジュールはほとんど妻の仲間との交流。昼食・夕食はカナダ人の友人が家へ招待してくれました。又、観光は当初レンタカーを借りて2人で運転しようと決め国際免許を取り用意をしていましたが、食事を招待してくれた友人が連日観光に連れていってくれ助かりました。PEIの2日目は妻が昔、ホームステイしていた家のお母さんの墓参り。昼にコンフェデレイションセンターに行き、”アンのミュージカル”のチケットを買いに行き、夕食は妻が作りました。ショッピングセンターで海産物を求め、ビール・ワインも一緒に買い、帰りには月が地球に一番近づく日とかでスーパームーンと呼ばれ、通常の月の大きさの数倍はあろう大きな大きな月が手の届きそうな近さに現れました。又、夕焼けも今迄見た事のない、それは見事に美しい、言葉で云い表せない程の美しさでした。
 皆がPEIは世界で一番美しい島と云っている様に本当に美しい島です。訪れる価値があります。私も思いがけず訪問できて本当に良かったです。人々の親切さも身にしみます。


 9月10日 AM6:30起床。夜は7時過ぎまで明るいが朝の日の出は6:30頃です。
 朝モヤに蒸気が発生。霧の様でモヤが美しい。1時間程ランニングとウォーキング。昼食は妻の友人が韓国レストランに招待してくれ、甘いトマトソースうどん風のものとギョーザを食べる。食後はドライブにてアイスクリーム工場、バタフライハウス、ジャム工場の見学、テイスティング。PEIの道は舗装路以外は赤土で美しいです。夜は7:30〜10:30 ミュージカル“アン・オブ・グリーンゲーブルズ”鑑賞。言っている事は判らないがミュージカルなので楽しめた。


 9月11日 朝1時間30分程ダウンタウンまでランニング。朝食後は近くの友人ヘレン宅へ。本日はグリーンケーブルズへのドライブ。キャベンディシュ迄1時間弱でした。モンゴメリーの生家他見学し、昼食はテリーさん経営のレストランへ。テリーさんはアンの料理レシピ等、アンに関する本の作家で、旦那さんはアンの展示会の企画をしている方です。今は沖縄で展示会開催中で11月12日より静岡松坂屋でアンの展示会を開催予定だそうです。帰りはヘレンの妹宅へ寄りバードウォッチング。帰りは3種類の手作りジャムをおみやげとして頂く。


 9月12日 本日の昼食は妻が世話になった人、昔の仕事仲間10人程がホームステイ先へ集まり昼食会となった。妻は昼食にチキンをトマトジュース、野菜スープ、コンソメで煮込み、日本から持参の白米と味も上手に行き、美味で皆に喜ばれた。
 日本人のマキ子さん、手作りのサーモン・うなぎの寿司・巻寿司も美味でした。ロングビーン(タイ米)が好まれている当地では日本米は美味です。テリーさんのレストランで食べたビーフカレーもタイ米でした。当初カレーを作る予定だったのですが、4人程がカレーを食べれないとの事で急きょチキン料理に変更しました。夕食はホストファミリーだったアービング家に招待されました。旦那さんは政府法務局の局長さんだったとの事でした。2人共今はリタイアし、老後の生活をエンジョイ、前日迄夫婦でケベック州へ1週間のサイクリング旅行へ行っていたそうです。湾が眼下に見える高台の広い敷地10エーカー、想像もつきません広さです。地下室は果実の貯蔵庫、手作りジャム置き台、卓球台、趣味の工作室と広い地下室です。料理はハドック(タラの一種で白身魚)のチーズロースト、手作りパン、キューリのサワークリームのせ、ケベック産の赤ワインを頂きました。庭では野生のキツネがサッカーボールで遊んでいる、そんな風景も見られます。7時30分頃まで明るいです。いよいよ明日9月13日は帰国です。フライト7時50分発にて4時起床、5時30分出発とします。帰りはトロント経由での帰国となります。予定時間通りの帰国、成田東横インでの宿泊、翌日AM静岡着でした。

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Last-modified: 2014-11-03 (Mon) 01:05:42 (JST) (1784d) by kanrinin
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