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アイアンマンフランス・ニース大会参戦記
14年7月26日 石井英機
 


 アイアンマンレースの中でバイクコースが最も厳しいと言われている首記の大会は6月29日に開催され参加してきました。完走30回を狙った33回目のレースでしたが結果はレーススタート〜スイム〜バイクフイ二ッシュまでのカットオフ10時間45分を20分余りオーバーして競技中止を宣告され4回目のDNFでした。登りのトレーニングをそれなりにしたつもりでしたが山岳コースであり荒天に備えたウエアで臨まなかったことが悔やまれました。スイムは楽しかったです。来年こそこれらの反省をふまえて(毎度のことですが)研鑽してどこかのレースで完走するつもりです。
 現地ツアー会社のSさん夫妻のお世話でバイクコース下見〜ニース近郊〜モナコの観光をしました。環境に配慮して工場は禁止、観光業のみ許されているそうで、美しく落ち着いた雰囲気は絵葉書通りでした。パリではルーブル美術館で5時間かけてモナリザやミロのビーナスなどを見ました。広大なホールにエネルギーあふれるおびただしい作品が展示されておりただただ圧倒されました。セーヌ川のクルーズを楽しみエッフエル塔から放射状に延びる古い歴史をもつパリ市街などを見るなどしてフランスの豊かな、奥深い文化の一端にふれてきました。

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 6月26日(木)自宅5:50AM発〜羽田10:50AM発〜パリドゴール空港3:45PM着(約9700Km 所要時間12時間 時差―7時間)6:50PM発〜ニース8:00PM着〜ホテル9:15PM着(自宅から22時間30分)羽田ではバイクケース203cm21Kgのためオーバーチャージなし(帰りは大変でした)。機内12時間で3食が出ました(帰りのAFに比べ上等でした)。ワインを飲み映画など見ながらリラックス。ドゴール空港では国内線に乗り換えるのに大分迷いました。ニースでは大阪出身の日本人ツアーガイドが迎えてくれて無事にホテル着。緯度が高いためでしょう(旭川や網走くらいです)10時位まで明る く皆さん宵っ張りです。歩道に置いた椅子テーブルで食事、おしゃべりしている人でにぎやかです。シーフード(鱒、イカなど)を食べましたがうまくなかったです。コンビニ?でワイン、水などを買いホテルに戻りバイクの組み立てをしました。1時頃(日本時間27日午前8時)就寝。


 6月27日(金)ニース 晴れ (日中30℃以上ですが湿気少なく快適です)6時起床、よく眠れました。海岸沿いの道路(車道は別、歩行者用とバイク用と表示されています)をバイクで快適に試走しました。既にエキスポのテントが立っています。朝食はホテルでバイキング。パン、ハム、ソーセージ、チーズなどどこもメニューは同じです。すぐご飯、みそ汁が猛烈に恋しくなりました。和食は最高です。
 9時Pホテル前にツアー仲間5人(初めて顔を合わせました)と現地ツアーガイドSさん夫妻と合流。Sさんは日本に留学したことがあり日本語ペラペラ、夫君(トライアスリートで今回は出場せず)でコース案内をしてくれます。71Km先の峠(標高1120m)まで行きましたが途中聞きしに勝る急坂の連続におそれいりました。ツールドフランスのコースの一部だそうです。眺めは海まで見え最高です。絶壁がそびえています。途中の村にも寄りました。14世紀に建てられたということですが石作りです からもちますね。昼食のビーフはまずまず、ニース風?サラダは半分残しました。
 次はパスタパーテイーです。バスで20分位乗った所で野外です。仲間の選手と同席しました。パン、パスタなどどこも同じです。アルコールなし。歌や踊り有力選手の紹介などのパーフォーマンスは全くなく競技説明(前もってインターネットで流されていた)だけでした。


 6月28日(土)ニース 晴れ
 朝食前ウエットスーツを着て海へ。携帯温度計では気温22℃、水温23℃。波、うねりはほとんどなく絶好のコンデイションです。15分位泳ぎました。透明度なく海底見えず。浜が砂でなく丸みを帯びた石ころで歩く時痛いです(レース時にはマットが敷かれていました)。
 朝食後少し試走、エキスポを見たり、昼食用に中華の店でヌードルなどをテイクアウトしました。さてバイクと各ギアー(バイクとラン用のウエアー、靴など)のチェックインです。驚いたことはレースNO.をベルトへ固定するには2ケ所ではNG,3ケ所とのこと。急遽安全ピンを使ってOKされました。夕食はいつものようにアルコールなし、8時頃就寝。


 6月29日(日)ニース レース当日 曇り〜雨〜晴れ
 3時起床。いつものように持参したレトルトの赤飯(持参したコンロで戻します)を食べます。残りは梅干しを入れておにぎりにしてラップに包みベントーボックスに入れます。唐辛子入りワセリンを身体中に塗りたくりWSを着ます。だんだん暖かくなってきます。5時会場に向かいます。バイクのエアー入れ、ベントーボックスにおにぎり、ゆべし、あめを搭載、最後にメガネを置きます。6時海に向かい少々アップします。コースは台形で時計回りに1900mを2周回です。2700名の選手がコースに近い方から申告順に位置します。自分は最後尾1時間25分+です。だんだん緊張が高まってきます。


 スイム
 国歌もなくプロがブザー?で6時25分スタート。我々エイジグルーパーは6時30分です。過呼吸にならぬようにとにかくゆっくりとスタート。幸い背中に乗られたり蹴られたりしませんでした。左手は太陽に面しまぶしいので右オープンでブイを見ながら泳ぎました。波、うねりは少なく水温もまずまずです。帰りは左オープンです。いつも右に大きくコースを逸れますが今回は最短距離でした。1周目を終えて浜に上がると42分台で驚きました。2周目も力まずたまには他の選手と併泳するなど楽に泳げました。後半45分台、計1時間28分台で周囲にはかなりの選手がいましたのでビリではありません。おそらく3.8Km,より短かった(フランス流?)と思います。   


 トランジション
 テントの中で着替えです。半袖、アームウォーマー、2重のレーサーパンツとしました。大雨に備えた優れもののゴミ袋をポケットに入れませんでした。前日の下見で好天だったことが頭の隅にあったと思います。いつもなら長袖、タイツとゴミ袋持参するのですがこれが悔やまれるところでした。


 バイク
 20Km先まではフラット。そこから12%500mの急坂です。皆さんが見ています。歩いている選手がいましたがなんとかクリア。そこからもえんえんと急坂が続きます。次々にパスされますが(スイムがよほど遅かったのでしょう)下を見るとまだ登ってくる選手が見えますのでビリではありません。71Km地点1120mの峠には予想していた時間よりかなり早く着きました。スペッシャ ルニーズ地点でスポーツドリンクを給水、ワセリンをぬりたくりました。約110Km地点は中間の関門です。約20分上回っていました。さてこれからが大変でした。猛烈な雨が降り始め下りの急坂でスピードが出るため体感温度がどんどん下がりました。いままで経験したことのない寒さでした。道端でアルミシートに包まって座り込んでいる選手、追い越して行った選手でしょうクラッシュして 救急車の脇で横たわっている選手などを見ました。参加した女子選手が低体温症続出、落車が頻発し災害現場ようだったとレース後に述べていました。ヘアーピンカーブも数か所あり対向車に出合い怖い思いをしました。エイドステーションで女性の羽織っているカッパをもらった?ことで大変助かりました。平地にくると雨はようやく止みました。タイムオーバーが気になり始めましたがバイクだけ は完走をとねばりました。飛行場付近に来るとランの折り返し地点です。大勢の選手が暑さの中で一生懸命に走っていました。バイクフイ二ッシュでは数名のマーシャルが待っていてタイムオーバーのため(約20分)競技中止を宣告されてしまいました。残念ですがやむをえません。この山岳コースを豪雨に合いながらも9時間20分かけてフイ二ッシュできたことは目標の一つを達成したことにな ります。かみさんはすでにホテルに戻っていました。風呂に入りビールと旨いラーメンを食べる元気がありました。いつもなら内臓疲労のためとてもビールなど飲めません。
 出場選手約2700名 最終選手2382位(16時間16分)約300名がDNF
 女子選手222名 42名がDNF だったようです。


 6月30日(月)ニース 晴れ
 朝食後かみさんとシャガール美術館に徒歩で向かった。街はトラム(路面電車)が走り人々がゆったりと行き交わっている。美術館は9€。日本語が聞ける翻訳機を借りるにはパスポートを預けることになる。驚いたことには明るい採光で一部を除いて自由に写真が撮れること。幼稚園の子供達が行儀よく先生の話を聞いている。シャガールの絵はキリスト教、ユダヤ、アダムとイブなど宗教に関する題材を扱っており素養がないとむつかしい。帰途旧市街で中古の見本市を覗いた。絵や食器などならんでいた。
 アワードパーテイではツアー仲間と一緒。5名の選手中完走は1名のみ。女性のYさんは寒さで救急車に乗ったという。メニューは肉(食べず)、サンドイッチ、フライドポテトなど、ビールはいくらでも飲めるのはよかった。最後は表彰式、70代はドイツの選手1人のみスタンデイングオベーション。最後はプロ、スピーチはフランス語のため全く不明。


 7月1日(火)ニース〜パリ 晴れ
 咳が出始めて声が出なくなった。気管支炎になったようだ。幸い熱はない。荷物を預かってもらい8時30分ホテルをチェックアウト。例のツアー会社の半日ツアーに参加した。日本人7名と一緒。案内は日本語堪能なM氏。モナコに向かう途中ニースの海を眺める。絵葉書通り本当にきれい「天国の海」と言われている。山の中腹まで多くの別荘がある。環境保護の点から工場は禁止、観光 業のみ許されている。モナコでは大公の宮殿、衛兵の交代、グレースケリーのお墓(土葬とか)などを多くのお客さんが静かに観光している。韓国人らしきツアーの一行をマイクを使い声高に案内するガイドをM氏が注意していた。F1ラリーのスタート地点(ラリーファンならたまらないでしょう)、エズ村(石段の途中に穴倉があり店になっています)、フラナガン?(香水、石鹸など生産販売)などを見物してニースに戻った。ツアー会社のSさんに空港まで送ってもらい搭乗手続きまでやってもらった。最近は個人が機械でやることになっています。言語は日本語を選びパスポートを入れて指示通りやれば搭乗券が出てきます。さてチェックイン。Sさんが係員となにやら話しをしていたがバイクのオーバーチャージについてだったのではないかと後になって思った。おかげでパリまでの国内線はオーバーチャージなしで済んだ。
 パリ空港ではバイクが出てくるのが遅れたがツアー会社の係員が待っていてくれパリのホテルまで運んでくれた。市内の入ると渋滞、町が汚くなってきた。移民は60%という。ホテルにチェックインし夕食に出たが軽食ですませ中華料理店でようやくワインを手にした。


 7月2日(水)パリ 晴れ
 ホテルでバイキングの朝食、まずまずどこも変わりません。ホテルはモンマルトルにありルーブル美術館まで直線距離2Kmです。二人で歩きましたが同じような高いビルが立ち並び、通り名がフランス語のみよくわかりません、大分迷いました。ようやく着きましたが広場はチケットを求めるえんえんたる行列です。前売り券を求めておくことです。入場料12€、翻訳機5€です。コの字になっている建物で半地下〜2階まであり階段の位置がわかりにくいです。ようやくモナリザに行き着きました。想像していたより小型でした。次はミロのビーナスです。大型で迫力がありました。フランス、イタリア、古代ギリシャなど(ドイツはなかったです)の物凄いエネルギーが感じられ圧倒されました。ここも明るい雰囲気でガラスケースも少なくまじかで写真も自由に取れます。5時間ではとても見尽くせないです。
 次はシャンゼリゼを通って凱旋門(4Km先)をめざしました。最初オペラ座方面に行ってしまい途中からシャンゼリゼ通りに入りました。大勢の人々で歩道は一杯しかし若い人ばかりです。例のテイファ二―ではよくわからない宝石が鎮座していました。若い時に来るべきですね。凱旋門では軍隊でしょうか何かやっていました。車の通行が頻繁で早々に引き返しました。今度はホテルに真直ぐのハウスマン通りを歩きました。バス停で地図があり確認したつもりですがそれでも迷いました。子供連れの日本女性に声をかけられ助かりました。夕食は中華のテイクアウトです。


 7月3日(木)パリ11:50PM発〜羽田7月4日6:15PM 帰宅9:45PM帰宅咳は時々でますが体調はまずまず。ホテル周辺でショッピング。土産屋のおやじさんがステップ細胞はあると言われびっくりしました。一方のおやじさんはシャンソンらしき歌を歌っており10%のバーゲンをしてくれました。絵画を扱っている店が多いです。11時半ピックアップ、最終日はセーヌ川のクルーズとエッフエル塔のぼりです。オペラ座通りでラーメン屋を見つけビールとラーメンで昼食。結局夕食もここでカレーなどを食べました。パリへ来てフランス料理なし中華料理だけでどうもすみません。
 ルーブル横からセーヌ川にかかる橋をわたり乗船します。1日16€、ノートルダム〜エッフエル塔間を90分かけてクルーズし乗り放題です。エッフエル塔前で下船。チケットを求めてここも大行列です。トップまで15€です。背中の荷物のスリを盛んに注意していました。トップからのパリ市街を360度見物しました。セーヌ川の両岸に放射状に延びる建物(凱旋門、ルーブル美術館、エリ ゼ宮、軍事博物館などなど)が高さ、色彩などよく調和した落ち着いた雰囲気が印象的でした。
 ホテルから空港まで手配通りドライバーが順調に運んでくれました。さてチケットは自ら機械を使って入手しなければなりません。困っているのは大体日本人です。前の人に習ってなんとか入手しました。次はチェックインです。大男の係員がやってきてバイクのオーバーチャージとしてなんと300€払えという。大きさは203cmで東京〜パリ〜ニース〜パリ間いずれもノーチャージだったことを訴えましたが彼は大きさの上限158cmであり払うか払わないかを迫った。しかたなく払うというと別コーナーに連れていかれた。ここはトラブル処理のコーナーのようで多くの人達が時間を気にしながら深刻そうに係員と話していた。自分も再度訴えたが最後は上司らしき人が来てこれがルールだ、クレームはインターネットにのせてくれと言われ引き下がった。楽しかったフランスだったが最後に不快な思いをした。機内では横浜のおばちゃんとお話しができて楽しかったです。羽田ではバイクが無事に出てきました。日本語が通じおいしい和食を食べられる日本はいいですね。 

以上

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Last-modified: 2014-08-03 (Sun) 01:15:23 (JST) (1845d) by kanrinin
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